こんにちは。スマイルトークです。
もうすぐ楽しいひな祭りですね。ひな祭りといえば、ちらし寿司にはまぐりのお吸い物、菱餅、ひなあられ、甘酒などでお祝いするイメージがありますが、愛知県出身のスタッフは、もうひとつ、無くてはならないお菓子があると教えてくれました。その名も「おこしもん」。地域によっては「おしもん」とも呼ぶそうです。
「おこしもん」は、水で練った米粉を、鯛や蝶々、菊、梅、桜などの木型に入れ、型から「おこして」外し、艶がでるまで蒸しあげるお菓子で、米粉自体に抹茶、蓬、くちなしなどを練り込み色をつけたり、筆で食紅で色つけしたりと、家庭によって様々だとか。型から起こしてはずすから「おこしもん」と呼ばれるとの説もあります。色とりどりの花々や生きもの姿に、子どもたちの歓声が聞こえてくるようですね。
いくつになっても楽しみなひな祭り。みなさまのお住まいの地域では、どのように過ごされますでしょうか。次回お目にかかれるときにお話しできればうれしいです。
※ ひな祭りの日に長崎出身のスタッフが教えてくれましたが、長崎では初節句のお祝い返しに桃のカステラを贈る習慣があるそうです。赤ちゃんのほっぺたのような、なんとも可愛らしいお菓子だそうです。
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