こんにちは、スマイルトークです。
季節は晴明。玄鳥至（つばめ きたる）
朝、目を覚ますと透明な春の光が降りそそいで、しあわせを感じる季節ですね。
平安から鎌倉時代に生きた西行法師は、この季節へのあこがれを詠いました。
"願はくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ"
"きさらぎの望月のころ"の望月は、すなわち十五夜の満月の日です。
如月十五日はお釈迦様が入滅された日で、仏門に帰依した西行はお釈迦さまのお亡くなりになったといわれる如月十五日ごろ、桜の花の下で死にたいと願い、まさにそのように如月十六日に静かに息を引きとったということです。
本日4月8日は、お釈迦さまの誕生された日。
全国のお寺では、お花まつり（灌仏会/かんぶつえ）がひらかれています。花で飾られた花御堂に安置された、なんとも可愛らしい誕生仏に甘茶をそそぎ仏を供養し、子どもたちの健康を祈ります。
次回のスマイルトークで、みなさまにお目にかかれることを楽しみにしています。
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