こんにちは、スマイルトークです。
季節は芒種。腐草為蛍（くされたる くさ ほたるとなる）
梅雨に入り雨の降る日がつづきます。町角では花紫陽花が雨にうたれて手毬のように弾んでいます。紫陽花は日本原産の花で、万葉集の歌にも詠まれています。江戸末期にシーボルトによってヨーロッパに紹介され、その後華やかに改良され西洋アジサイとして人気が高まり逆輸入されました。土によって花の色が変わることはよく知られていますが、火山の多い日本では酸性の土壌が多く、青色の紫陽花が多いそうです。
紫陽花の雨の恵みを一身に受ける姿や、梅雨晴れの日にお日さまの光を浴びてキラキラ輝く姿は、これから盛夏に向かう生命の勢いを感じさせてくれますね。
昼間が最も長くなる夏至に向かって、季節は一刻一刻と確実に歩みをすすめています。
次回のスマイルトークで、みなさまにお目にかかれることを楽しみにしています。
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