こんにちは、スマイルトークです。
朝晩の冷え込みが深まる季節になりました。
日本各地で菊人形のお祭りや、菊の花の品評会がひらかれています。
古来中国で薬草として珍重された菊の花は、漢方として日本へ渡り、江戸の時代には観賞用として江戸、美濃、伊勢、嵯峨など様々な品種が作られ、庶民に親しまれました。
江戸幕府の制定した五節句のうちのひとつ旧暦九月九日の「重陽の節句」には、菊の香を移した菊酒を飲んで邪気を祓い、長寿を願ったのです。
現代ではこの時期に出回る食用菊を、お浸しや酢の物でいただくのもよいですね。
秋から冬へと移ろうこの季節、秋の香りいっぱいの菊の花を楽しみたいものです。
次回のスマイルトークで、みなさまにお目にかかることを楽しみにしております。
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