こんにちは、スマイルトークです。
季節は処暑 天地始粛(てんち はじめて さむし)
九月の声を聞いても、まだまだ厳しい残暑が続いています。
九月一日は、立春から二百十日目にあたり、古来より台風の多い日とされています。古くは『源氏物語』の第二十八帖「野分」の巻や、『枕草子』にも「野分の段」がありますが、「野分」とはこの時期の強い風のことで、辞書によると『野の草を吹き分ける風』の意とのことです。
この頃に台風に見舞われると、収穫前の農作物がたいへんな被害にあうことから、風の難を受けないよう風神に祈りをささげ農作物の豊穣を祈ったのが「風祭」や「おわら風の盆」などの由来といわれています。
温暖化の昨今は、台風の時期や規模も昔とは時期も規模も変わってきていますが、豊作や暮らしの安寧を願う心は変わらないですね。
次回のスマイルトークで、みなさまの笑顔にお目にかかれることを楽しみにしています。
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