こんにちは、スマイルトークです。
朝晩は涼しくなり秋めいてきました。
今回は鹿児島にある「かからん団子」と言う郷土菓子で、上新粉(団子の粉)と好みの餡や蓬等と練り合わせサルトリイバラで挟んで蒸し上げたお団子があります。
「かからん」とは「触らない」という意味の薩摩の方言でサルトリイバラ(サツマサンキライ)は蔓が絡んで棘がある為「触らない」という意味から「かからん葉」と呼ばれ、その葉を使ったお団子を「かからん団子」と言います。
又、葉には殺菌、抗菌作用がある為、お団子が傷みにくく、「病気にかからん」(罹患しない)と言う意味にかけて無病息災を願う縁起物として親しまれている素朴な郷土菓子の一つです。
サンキライやシナモンの木のある地域では違う名称で似たお菓子があると思いますが機会がありましたら木の葉の仄かな香りの素朴なお団子をお一つ如何でしょうか?
みなさま夏の疲れが出ませぬようお過ごしくださいね。次回のスマイルトークでお目にかかれますことを楽しみにしております。
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