伊弉諾神宮

2025/04/15

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こんにちは スマイルトークです。 
今年は四月に入ってから寒い日もあり、例年より長く桜を楽しむことが出来た気がします。八重桜はこれからが見ごろですね。
こちらは先週、近くの公園で桜の散り始めが美しくて撮ってみました。




さて、大阪のスタッフから淡路島の話題が届きました。
淡路島には多くの銅剣や銅鐸などが出土していたり、弥生時代後期に日本列島最大規模の鉄器の生産工房として栄えた「五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)」が発掘されています。また古くから塩つくりが盛んで製塩遺跡も多数あり、淡路島の海の幸とともに都にも献上されていたそうです。古代からこの島が重要な役割を担っていたことがわかりますね。
そんな淡路島には日本最古の神宮があります。それが伊弉諾神宮(イザナギジングウ)です。



我が国で最も古い歴史書『古事記』の冒頭にある「国生み神話」。日本国がどのようにして出来上がったのかが書かれています。そこではイザナギノミコトとイザナミノミコトが夫婦となり最初に生まれた島が淡路島と言われています。それから四国、隠岐島、九州、壱岐島、対馬、佐渡島、本州を次々と作っていき、それらを総称して「大八島国(おおやしまくに)」と言いました。日本の始まりは淡路島だったのですね。
国生みの神功を果たしたイザナギノミコトが神権をアマテラス大御神に譲り、余生を過ごし
たのが淡路島の多賀でした。そしてその御陵が伊弉諾神宮の創祀の起源と伝わっています。


本殿の横には『夫婦の大楠』という元は二本の楠がいつしか根を合わせて一株に成長したもので、御神木として信仰されています。



まるで寄り添うように立っている様子。縁結びや夫婦円満のご利益があるとのこと。
神話の世界にタイムスリップできそうな厳かな雰囲気が漂っています。
日本各地にはこのような起源を知るとおもしろい神社やお寺がまだまだたくさんありそうで調べてみたくなります。

ではまたスマイルトークで皆様とお会いできるのを楽しみにしております。


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